ずっと書きたかった、私の妊娠話。
暗い話になりますので、興味ない方はスルーしてくださいませ。

子供が欲しくても、来てくれない私は、何がいけないんだろう、どうしてダメなんだろう、そんな思いばっかりになり、執着していました。それに、40歳を過ぎると妊娠率が低下する、という話から、40歳目前だった私は、かなり焦っていました。

執着しだすと、体も心も凝り固まってしまいます。そんなガチガチな心身には、来るものも来ない、今思えば、そんな日々がずっと続いていたのだと思います。

そして仕事のストレスと、不妊治療のストレスからか、とうとう排卵が止まってしまったことが一度ありました。
それで、本当に、このままではいけない。自分を労わらないといけない。子宮にもストレスがかかっていると感じました。

それからは気分転換に旅行に行ったり、美味しいものを食べに行ったり、できるだけ自分の機嫌を取るようにしました。ただただ自分の気分を良くする。

それが良かったのか、排卵が復活し、不妊治療が続きました。そして、6回目の人工授精。これで結果が出なかったら、次は体外受精にチャレンジするという覚悟で臨んだ人工授精で、ようやく授かることができました。

喜びも大きい分、また流産してしまうのではという不安も大きく、そこからは毎日祈るような気持ちで過ごしていました。心拍が無事確認できますように。無事育ちますように。無事出産できますように。

前回流産した妊娠9週目を過ぎ、ほっとしたのもつかの間、妊娠10週目で大量出血。もうダメかと思いましたが、赤ちゃんが頑張って子宮に留まってくれ、絶対安静2カ月を経て、無事安定期に入り、元気な女の子を2017年9月に出産することができました。

その時の感動と幸せは、一生忘れることができません!
今まで生きてきた中で、一番嬉しい出来事でした。
私の子宮から、突然この世にやってきた赤ちゃん。「人間界にようこそ!」って、不思議な感覚でもありました。
「やっと会えたね」って、私の目をじっと見ながら言っているように感じました。
泣いている我が子を抱きながら、私もずっと泣いていました。

生まれてきてくれてありがとう!!!

私をお母さんにしてくれて、ありがとう!!!

赤ちゃんを産むって、本当に奇跡の連続です。

今まで助けてもらった家族、友人、そしてお医者さん看護師さん、関わってくれた方に感謝しかありませんでした!

次の投稿で、妊娠するためにしたことをまとめます!